舞鶴市民の安心・安全を考える会 令和4年10月27日
「河端謙治が訴える!」No5
今回は、民生・児童委員活動費についてお話します。
令和元年10月8日福祉部長に意見書を提出しました。
意見項目は7項目ですが、
その中で民生・児童委員活動費の意見を報告します。
民生・児童委員の活動の多様化により、
表に出ない個人的な経済的負担は拡大する傾向にあり、
経済的余裕がなければ出来ません。
又、早期退任の一因になっているのではないでしょうか?
(1)委員に対して、活動に関する実費については、
適切に支弁される事が必要です
中には、年間3万円支給の民児協もある現状では、
支給方法が現金手渡しされています。
一旦、年額118,000円を委員個人の口座振り込み方式に改めるべきです
(2)今後は16民児協が一人ひとりの委員を支える機能を
果たして行く事が一層重要であり、
それを委員の負担に負うのではなく、
舞鶴市も16民児協の活動を支える財政基盤の早期確立が不可欠です
現状は、府の補助金のみです
民生・児童委員は、
多様化する新たな課題を丸ごと受け止め、
住民に寄り添いながら新たな社会福祉制度を照らし合わせ、
適切な支援に繋ぐ事の役割が大きくなっています。
以上を今から4年前に提出しました。
私は当時、
現職の市議会議員の半数に個別にこの件で訴えましたが、
一人の議員を除きまともに執りあってもらえませんでした。
中には、あなたの目的の為に利用するのか!とまで言われました。
市民の声を聴くのが議員の本分ではないのでしょうか?
おかしいとはおもいませんか?
一人だけ真剣に聴いて頂き、
議会で質問してもらい
令和3年4月から振込方式になり、実現しました。
現在、現役委員からは振込方式について
不満はないと聞いています。
当時、私は現役の委員一人一人に聞き込み調査しました。
中には1ヶ月2,000円しか貰っていない委員もいました。
平成29年度実績では、舞鶴市内には16民児協あり、
民生委員地域福祉活動促進費として
1,958,300円の補助金が交付されています。
それでも足りないから
委員の活動費を天引きしていました。
これには2重帳簿が存在する事も私は知っています。
不透明な使途があるのではないか?と思います。
当時、舞鶴市は
各委員の受領印をもらっている以上
何も問題がないと言っていました。
私は、各委員が本当に理解し承諾しているのかと訪ねたら
二度と委員をやらない!と不満の声もあがりました。
私は、正でさえ京都府下で
充足率がワースト2位の舞鶴市において、
この様な事をしていれば
益々充足率は低下する懸念があり、
振込方式を訴えました。
現在、活動費は見直しされ、
年額120.400円支給され2,400円増額しています。
ですが必要経費として9,700円も天引きされ、
実質110、700円が委員の個人口座に振り込みされています。
それでも、1ヶ月9,225円です。
今年に入りガソリン価格が高騰している中で、
燃料費で消えてしまいます。
私は、例えば物価高騰対策として何か創設をして
活動費に プラス 補助金を支給するべきだと思います。